仮面ライダー555(ファイズ) パラダイス・ロスト ディレクターズ・カット版

遠くない未来、どこかの国の物語…。人間の殆どはオルフェノクと化し、世界はスマートブレイン社によって支配されている。生き残った少数の人間は、狭い居住区に分散されて、細々と暮らしていた。そんな中で、オルフェノクに対するレジスタンス活動を計画している真理たち。彼らの望みは、「帝王のベルトい」を手に入れることだ。人間の身でオルフェノクに対抗するためには、ベルトを手に入れて、強力なパワーを身につける必要がある。彼らの中で、ただひとり、雅人だけはベルトを持ち、“仮面ライダーカイザ”に変身することができた。独善的なところがある雅人は、チームの和を守る気はさらさらない。だが、真理はひとり、救世主の存在を信じている。それは、巧…かつての戦いで行方不明になり、死んだとされている巧は、きっとどこかで生きており、いつか戻ってきて自分たちを救ってくれると。そのころ、巧は、少女ミナとともにいた。巧は、巧としての記憶を失っており、名前も隆と名乗っていた。そして、ミナとともに、細々と靴職人としての暮らしを送っていた。貧しいながらも、満ち足りた生活。また、ミナも幸せだった。ただひとつだけ、巧が自分をひとりの女として見てくれず、自分の気持ちに気付いてくれないことはちょっと不満ではあったが…。だが、巧は徐々に心の中のどこかで、いまの自分が本当の自分でないことに気付き始めてきていた…。

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©2003「555・アバレンジャー」製作委員会  ©石森プロ・東映